TP-S(トレインパイルスモール)工法は施工箇所が狭く、大型の機械が搬入できない現場でそのチカラを発揮します。削孔による足場・大型重機を不要とし、工期短縮・作業工程が簡素化される工法です。従来の仮設方法による概念を大幅に変える工法です。

TP-S(TPスモール削孔機)は削孔機・操作盤・オイルモーター・分電盤・オイルタンクを5分割することにより人力での移動が可能。これまで足場が必要だった現場を足場なしで施工できます。占有面積の限られた現場や伐採範囲などに制約がある現場、クレーン作業の困難な現場などに適しています。

無足場での施工が可能です。 現場条件によりますが、 最小限の仮設で施工が可能です。

大規模仮設不要のため 工期が大幅に短縮されます。

大型クレーンを使用しないため 片側交互通行での 施工が可能です。施工延長と支柱重量が軽量の場合は、1tモノレールを設置する事により、全面通行が可能となります。

高所での作業を減らし 転落事故を防ぎます。

・5分割された機械の総重量は650kg~983kgと軽量(油圧ホースなどの付属品を含む)

・削孔径はΦ100mm~Φ400mmまで施工可能

・φ400mmの場合の最長削孔長は ℓ=7.00m

・500kgモノレールにて運搬可能

・施工足場が不要

・吊り式による斜め削孔が可能