北九州市立大学の松本亨教授監修のもと、TP工法と従来工法(B工法)の環境負荷を比較しました。兵庫県赤穂市の施工現場を対象にライフサイクルアセスメント(LCA)を実施した結果、TP工法はCO2排出量を約35%削減。モノレールクレーンを活用し、足場や大型重機を不要とする効率的で環境に優しい技術であることが確認されました。

足場の必要な従来工法(B工法)
TP工法

モノレール線上以外は基本伐採を必要としません。自然なかたちを残した施工が可能でCO2排出量も大幅に削減できます。

無足場での施工が可能です。
現場条件によりますが、最小限の仮設で施工が行え工期が大幅に短縮されます。

大型重機を使用しないため全面通行止めなどの交通規制を最小限にとどめます。

・モノレールの設置は法面勾配45°まで可能。

・削孔長最大7m、削孔径最大450㎜、二重管の削孔にも対応。

・最大2.4tの支柱を運搬・建て込みが可能。